ご挨拶
沖縄県内には現在44件(平成30年3月末現在、法人8社と個人36名)の探偵業届出者がいます。 その中には優良な業者もありますが、大半の届出者は、探偵業を副業として、又は、簡単に出来る仕事と思っているのか、営業の実態が確認出来ない状態にあります。 探偵業を生業にするには、並大抵の努力では厳しいのが現実です。 尾行や張り込みが出来るだけでは、生き残れないのが現実なのです。 「となりの芝生」の如く簡単に見て、開業してはつぶれる。経営に行き詰まると悪徳探偵として暗躍する。この繰り返しが多い様です。 探偵調査業者が、お客様に信頼されるには、技術と知識の研鑽はもちろんの事ですが、最も大切な事は、愚直にありのままの姿で「正々堂々」と取り組む姿勢だと思います。そして、依頼人様や調査対象者の内密な奥深い事項を取り扱うのですから、士業の先生方同様に高い倫理観と大変重い責任を持たなければなりません。 消費者からの苦情の多くは、インターネット広告による低価格などの誇大表現と解約時におけるトラブルです。 全て、探偵調査業者からの契約書重要事項の説明不足が原因です。 探偵調査業界の正常化を目指して参りました当協会では、今後も探偵業法を遵守し、更に独自で定めたより厳格な倫理綱領に基づき、会員を指導監督していく所存でございます。 何卒、当協会の活動をご理解いただきご協力を賜ります様よろしくお願い申し上げます。 |
沖縄県探偵業者の皆様へ
「探偵業の業務の適正化に関する法律」が施行されて13年目を迎えました。 過去に法整備されてきた警備業界・建設業界・金融業界等のあゆみを見ても「業界の事は、業界内で制度やルールを作らなければなりません。その為には、協会活動により、業界内が団結して行動しなければならないのです。 数年後には「探偵業法」は許可制へと移行するものと思われます。 沖縄県探偵調査業協会は県内の探偵調査業者をサポートする組織です。 広報活動が不十分で当協会の存在も知らなかった業者の方もいるかと思いますが、今こそ我々業界の未来のために当協会活動にご賛同下さい。 そして、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。 沖縄県探偵調査業協会 会長 松原 泰博 |